[ホーム] [戻る] [新着順] [キーワード検索] [過去ログ] [ユーザー設定]
Top Back Back [3/14] Next Next Last

 月間アクセスログデータ
 No: 233 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/10(Sun) 01:11:20

週間アクセスログレポート
期間:09月26日(日)〜10月02日(土)
総アクセスアカウント:189,384
アクセスアカウント:32,365【画像、音声ファイルを除く】
曜日別ファイル:
日曜日:3,902
月曜日:5,865
火曜日:5,449
水曜日:4,785
木曜日:4,859
金曜日:3,882
土曜日:3,623
週間合計:32,365
時間帯アクセス量グラフ:
ベスト1: 昼12時〜13時
ベスト2: :夜22時〜23時
ベスト3: 夜21時〜22時

■月間アクセスログレポート
期間:09月01(水)〜09月30日(木)
総アクセスアカウント:1,075,289
アクセスアカウント:174,285【画像、音声ファイルを除く】
週別ファイルアクセス:
第一週目:22,648
第二週目:42,905
第三週目:43,120
第四週目:40,752
第五週目:24,860
曜日別ファイル:
日曜日:18,189
月曜日:26,253
火曜日:26,800
水曜日:30,514
木曜日:29,818
金曜日:23,937
土曜日:18,774
曜日合計:174,285


 日月漂横断泳に参加して
 No: 232 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/09(Sat) 00:18:17

第22回日月潭萬人泳渡参加体験記

 日月潭萬人泳渡のことをホームページ上にて見たとき、非常に面白そうだ!ぜひ参加してみよう!!という強い思いが起こり参加を決意しました。参加当日は、はやる気持ちを抑えつつ意気揚々と関西空港の集合場所に向かいましたがスイマーらしき人々の姿はなく、不安いっぱいのなか一人で飛行機に乗り込みました。参加者の方とお会いできるまで、どんな人たちがやってくるのか不安でいっぱいでしたが、やはり水泳をやっている仲間はみなさんいい人たちばかりでした。
 前夜祭では、現地の方々が拍手で迎えてくれちょっとはずかしかったのを覚えています。
前夜祭の異常なまでの盛り上がりはだんだん狂騒的になり、壇上で一気飲みをする方までいました。彼らは本当に明日泳ぐことができるのだろうか?と心配になるほどでした。
 萬人泳渡当日の朝、まだ薄暗い中起床しすぐにベランダの外に出ると曇り空。ちょっとがっくり!身支度、朝食後バスに乗り込み出発です。台湾政府の車が先導してくれてちょっとだけ偉くなったような気がしてうれしかったです。会場が近づくにつれどこを見てもスイマー、スイマー、スイマーだらけ。参加者はなんと17305人!!!日本では決して見ることの出来ないスイマーだけの交通渋滞である。
 会場に到着したときは、すでにもうスタートした人々が泳いでいました。台湾の人々が思い思いの格好でスタートしていきます。中にはみこしを担いでスタートしていく集団が!彼らはいったいどうやって泳ぐのだろうか?みこしの上には透明のアクリルケースがありその中身はなんとビール。しかも氷がしっかりと入っていたのを私は見逃さなかった。
 いよいよわれわれANSCOMチームのスタートである。ここでトラブル発生!浮き具を持っていないので泳いではいけないとのこと。トホホ!ここまできたのに。しかし、中国語で何が書いてあるかわからなかったが誓約書らしきものにサインをしてやっとスタートとなった。きれいな湖のなかお互いの存在を確認しながら泳いでいく。泳ぎだした途端に晴れになりとても壮快である。人が多くて多少は泳ぎにくいこともあったが、いつものレースのようなバトルには決してならない。泳いでいるみんながお互いをいたわりながらやさしい気持ちで泳いでいる。台湾の人々のOWSの楽しみ方はわれわれより数段上だなーと感じました。いつものレースでは毎回のようにお世話になってしまうクラゲもいなく本当に泳ぎ易かったです。気がつくと何もしていないのに体が流されていく!あまりに人が多くて湖が流れるプール状態になってしまっていたのだ。だんだんゴールが近づいて来るにつれもっとこの楽しい時間がもっと続けばいいのに!と思いながら泳いでいました。
ゴール後みんなと固い握手を交わした。湖を振り返ると日月潭のまんなかに3.3キロの人間の道ができていた。ああ、こんなにやさしい気持ちで泳ぐことが出来たのはいつ以来だろうか。このようなすばらしい大会に参加できる機会を提供してくださったみなさん、ありがとうございました。
愛媛県松山市 四釜 裕和



 ストレッチコード(チューブ)トレーニング【保存版】
 No: 231 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/08(Fri) 21:25:20

9月24日No.221続編2
チューブトレーニングのやり方@【保存版】
どこまで引き、戻すかで負荷強度が変化する。動きの特徴に十分になれよう!

■チューブの選び方
筋力と体力に合わせる。劣化にはとくに注意を!!

チューブトレーニングは、一定以上の引っ張り強度のあるゴムチューブ(あるいはゴムバンド)があればできます。自転車などの古タイヤのチューブなどでも可能です。しかし伸び方が不十分であったり、すぐに切れたりすると効果も半減しますし、何よりも危険です。できればトレーニング専用のチューブ(バンド)を使って下さい。トレーニングの専用チューブは太さによって強度もいろいろ設定されており、大変便利です。それを体力あるいは筋力に合わせて選んでください。
ただ、トレーニング専用のチューブの多くは素材がゴムですから、使っているうちに劣化します。特に生ゴム製の場合、表面がひび割れていたり、カサカサになっているものはエクササイズの途中で切れて思わぬ怪我を負う危険があります。使用する前に少し引っ張ってみるとか、ゴムチューブの色を見るとかしてゴムチューブの安全性に十分注意して下さい。くれぐれも古くひび割れたチューブを使うのは避けてください。古くなったゴムチューブは新しいものに取り換えてください。

■チューブの強度調節
最初は細めを使う!!慣れてきたら徐々に太く

トレーニング専用チューブは、強度によって太さが異なっています。自分の筋力に合ったものを選ぶことが大切です。最初は細めのものを使い、慣れてきたら徐々に太くするとか、チューブを短く持つとか、2本束ねて使うとか自分にあったゴムチューブを選ぶなど工夫して強度を調節し、活用してください。


■運動回数と頻度
同じ強度で20回できたらチューブの強度を増す

チューブによるエクササイズは、最初は1つの動作を連続10回程度からはじめてください。
そして徐々に回数を増やしていきます。そのエクササイズが同一強度で20回位までに楽に出来るようになったら、チューブの強度を増やして回数を減らし、そこから改めて回数を少しずつ増やしていってください。
このように、チューブの太さ、回数、実践する頻度などによって運動全体の強度を高めたりコントロールしたりすることが大切ですし、そうできることが、チューブトレーニングのいいところです。その望まれる強度は、初心者でもまた慣れた人でも運動後に心地よい疲労感が残るくらいが適当です。
できるだけ継続して行うことが大切ですが、毎日行うと疲れが出るという人は週2〜3回のペースで継続して下さい。それでも十分効果があります。無理せず、自分の体調に合わせてマイペースで行ってください。ただ、三日坊主で辞めることなく継続して下さい。1日10分のトレーニングでも1ヶ月続ければ効果はハッキリ現れます。



■実施上の留意点
呼吸は「引く」時に吐く。「戻す」時に吸う。

チューブトレーニングの基本は、チューブの張力・反発力を負荷にしていることです。長く引っ張れば、そのぶんの負荷(抵抗)も強まり、戻せばそれに呼応して負荷も弱まります。
これがフリーウエイトやトレーニングマシーンと決定的に違う所です。バーベルやダンベルは持った重量(負荷)は動作中変わることはありませんが、チューブトレーニングの場合は、同じチューブでもどこまで引き、止め、戻すかで負荷強度が変化します。そのため、当然のことながら速い動作で急激に引くと、動作の後半に急に力を抜くとそれまでの動作と逆方向に身体が引かれます。こうした動きの特徴に十分慣れてから実施することが大切です。
また、負荷の強度が主観的であることは、一見、欠点のように思われがちですが、自分の体調に合わせて負荷を自在にコントロールできるなど、その汎用性の点では他に例をみない長所であるといえます。
呼吸は「引く」時に吐き、「戻す」時に吸うようにします。
高齢の方は、息を止めて力を込めないよう、注意が必要です。

来週に続く・・・


 日月漂横断泳に参加して
 No: 230 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/08(Fri) 08:33:26

日月漂横断泳に参加してA
わが日本チームは監督とインストラクターのTさんがそれぞれ30cmほどにふくらませた色とりどりのゴム風船を6個ほど引っ張りながら先頭を数メートル離れて先導してくれました。その後方を私は風船を頼りにしながら泳ぎました。最後尾を団長がやはり目立つゴム風船を6個ほどつけてみんな守りながら泳いでくれました。多くの泳ぐ人々で混雑を極めていた湖上で迷子になることなく泳ぎきることが出来たのもこのトリオの作ってくれたトライアングル風船のおかげでした。
湖のスタート地点から対岸のゴール地点までの湖上ルートにはたたみ6畳敷くらいの大きさで暑さ50cmくらいのプラステイックいかだが50m間隔の2列編成で整然と設置してあります。(即ち合計132台のいかだです)そのすべてのいかだの上にはボランテイアの方々が5〜6人乗って声援をしてくれます。監督はみんなの様子を見て数百メートル泳ぐと休憩を取ってくれます。いかだにつかまるとボランテイアの方々がペットボトルのミネラルウオーターを口の中に流し込んでくれます。お菓子も口にくわえさせたりしてくれます。
そのようにしながら対岸のゴールがだんだんと近づいてきます。監督は「もうついちゃうよ〜」と、とても残念そうに何回も叫びます。私もこのハッピーな時間がもっともっと続いてほしいものだと監督の思いに同感でした。

その夜、台北の北京料理店で打ち上げの最後に1分間スピーチをしようと団長が提案され、みんながそれぞれの感想を話しました。ラストスピーカーは事務局のGサンです。Gさんは絶句して感激の涙を流されました。さまざまな準備から現地での尾鷲を引き受け、一緒に泳ぐこともせず、荷物を対岸まで船で運び***
みんなのために仕事に終始したGさん。あの涙は神様からの贈り物だったのかもしれませんね。
正田紘士


 日月漂横断泳に参加して
 No: 229 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/07(Thu) 08:33:24

台湾の最大スイムイベント「日月漂国際横断泳」に参加した方からのメールが来ておりますのでご紹介させていただきます。参加者からの声を直接お届けすることでよりこのイベントを感じていただくことが出来ると思います。写真を含めた報告は後ほどHPにてあらためてご紹介する予定です。

国際日月潭萬人泳渡に参加して
                          
参加したきっかけは、ANSCOMのホームページで大会案内を見ていたとき、台湾横断泳の案内が目に飛び込んできて、ぜひ行って見たいと思ったからでした。出発するまでは一人での参加であり、他の参加者や、ホテルで同室となるスイマーがどんな方か解らないこともあって不安でしたが成田での合流と台中のホテル到着後、同室の四国松山から参加された方にお会いしたときには解消してしまいました。
日月潭横断を終えて感じたことは、水泳がこんなに楽しくできたことは今までなかったということでした。過去の大会は全てレースであり必ず競走と記録がついてまわり満足感はあっても苦しいだけで、楽しい水泳ではなかったと思います。また仲間がそろってゴールするということも、感動的でした。記録に関係なく、楽しく泳ぐことが水泳の本来の姿なのではないかと思います。こんな素晴らしい大会に参加できるきっかけを作ってくださった関係者のみなさまに謝謝!謝謝!
来年はこの感動と楽しさを哲人会スイマーと一緒に味わいたいと思います。
JSS所沢哲人会代表 山内 伸


 召集について
 No: 228 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/06(Wed) 00:29:36

OWSの召集について

プール競技とのおおきな違い
みなさんよくマスターズの大会などで「召集時刻が近いづいてきたからいってくる〜」といって召集所にいかれますよね。どの競技もレースが近づくにつれて、その競技に出場する選手は招集所にいって組ごとに整列し、スタートの順番を待ちます。
オープンウオータースイミングも同様に、スタート時刻にあわせ、召集のコールがあり、スタートライン際に集まります。どんな違いがあるのかを知っていただく手がかりとしてここで大会に関る召集担当競技役員の反省文を紹介しましょう。;
今回の何よりの反省は「召集」です。
今回は4列にわけてスイマーを並べました。
1列目・・・女子 男子
2列目・・・女子
3列目・・・男子39歳まで
4列目・・・男子40歳以上
役割分担して2列ずつ個票を集めながら人数確認をしました。
個票を集め、人数をカウントする事は凄く簡単な事なのですが、確かめる意味で繰り返しカウントしていくと、その度に人数が変わっていました。

つまり、「個票を渡してどこかに行ってしまう。」「もしくは1度目のカウントが終ったら、それでいいと思っているのか」「仲間のいる違う列に行ってしまう。」このようなスイマーがいるので、確認の為にカウントすればするほど人数が変わっていっていました。カウントする前に、「スタートまで絶対に動かないで下さいね!」という事をもっと厳しくスイマーに言うのが足りなかったのだろうと思いますが・・・
カウントするのも手間取ってしまった事も大きな反省ですが、なんとかスイマーにも協力してもらって、じっとしておいてもらえないものかと思います。だって、手間取るとどんどんスタート時間がずれ込んでしまうんですものね.。人数確認は最も大切な事と思っていますので、繰り返しカウントしたのですが、今回は悪天候で、・・・水着1枚で待たされてるスイマーにとっては体が冷えきり、ブルブルと震えていた方もおられたと思います。***

■召集所での手順
選手はあらかじめ登録デスクで受け取った「個票」を自分の手に持ち、座って順番を待っていただくわけですが、プール競技などと大きく違う点は;「安全確保にはここでの人数確認が最重要課題となるからです」。
というのはプール競技などでは召集のあと、どこかに消えてしまって直接スタート台にたったり、列を乱して準備体操に行ったり、プールサイドで応援する友達にしゃべりにいってしまったりしても別に問題にされることはあまりないと思うのですが、オープンウオータ−スイミングという自然条件下での競技ではスタート前の人数確定が安全確保の点で絶対条件となるのです。それは海での競技は重大事故に直結するからです。そのために競技役員・計測員そして海上監視員らが一体となって常に海上にいるスイマーの数を確認しあっているのです。

「この競技でいったい何人の男女がスタートしていったのか」「現在何人が海で泳いでいるのか?」「ゴールした人・途中棄権した人****いまだ海で泳いでいる人」の数をしっかりと確認しながらレースを見守っているのです。常にその数がすべてのポジションで合致しなければレースの終了を宣言することが出来なのです。
その確認作業として召集時に人数確認をしてそのままの数がスタートしていったかを召集員は確認をしてからそれを計測並びに海上監視に報告をしてその後の確認作業につなげてゆく必要があるのです。
それには皆様方レースに出場されるスイマーの個々の協力が不可欠なのです。
どうかスイマーの皆様、いったん招集所に集合されたら、以下のルールを守ってください。;
●召集のコールがあったら個票を持ってすみやかに召集所にゆく。
●いったんカウントされた後は、絶対にその席をはずしたり、他の場所に移動したりしないでください。
●ゴーグルやスイムキャップをぬらしに水際に行くことも禁止です。充分スタートまでにゴーグルやスイムキャップを調整する時間はありますからご安心を。
●移動の指示があり次第、勝手に列を乱さずにそのままスタートラインに向かってください。
スイムレースを安全でより楽しくしてゆくには皆様方一人一人のご理解とご協力が必要なのです。どうか最終戦のオクマ大会では皆様の協力で最高のレースにしようではありませんか。



 オクマ最終戦へのおさそい
 No: 227 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/05(Tue) 22:05:11

沖縄オクマ最終戦へのおさそい

先週の大阪せんなん大会を終え、あとは最終戦の沖縄オクマ大会を残すだけとなりました。何か淋しい気もしますがここはオクマ大会にみなさんご出場され、思いっきり楽しいレースと、楽しいパーテイと・楽しい仲間との語らいをしましょうよ。
絶対・保証付き・楽しいですよ。
現在すでに250を越えておりますが、まだまだ大丈夫、最終戦の沖縄はオクマビーチをいっぱいに使って思い残すことなく、スイムレースを満喫していただけるようなコース設定、大会運営をおこなってまいります。
そのために毎週、スタッフがいろんなアイデアを出しよって、皆様一人一人が「よかったよ」「感激したわ〜」「飲み会は酔ったねー」「いっぱい友達できて最高」「実は往年のライバルと再会してね〜」「ストレスがいっぺんに無くなったって感謝」「こんなコースで泳げてうれしい〜」「やっぱ沖縄は最高ジャン」「超騒いじゃった」****などなど

今年の各大会の上位入賞はみんな来てよ。最高レベルの大会になることうけあい。
また泳ぎに不安のある人だって問題なし〜・風船をつけてスタートしなよ〜・ゆっくりのんびり沖縄の海をかみしめて泳ぎましょ。


 大阪せんなん大会結果
 No: 226 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/04(Mon) 09:43:43

大阪せんなん大会無事終了

「大阪せんなん海里公園大会」は強風の中、実施することが出来ました。
関西地区での最終戦に参加者の方々は思い切り楽しんでいただけたと確信しております。
さて実施結果の詳細につきましては;
事前大会情報として9月21日のニュース欄にせんなん大会予想と題して「*****女子3kmの部にぜひふた天橋立大会で優勝したグランブルーの平下選手に出てきてもらいたい。いずれにしてもこの本土最終戦は面白くなりそうである。」と書いたのだが、それが現実となった。
女子の部では優勝の本命である野尻奈央子選手にスイマーオブザイヤーが確実視されている山口智美などが集う中、なんと天橋立大会3.2kmを圧倒的な強さで制した平下選手も出場し、本年度のまさしく女子NO!:決定戦となったのである。
あいにく早朝からの強風で外海は波高が高く、白波が立つ状態で危険なのでやむなく、テトラ内にコースを変更し、かつ距離も3kmから2.6kmへと変更され競技はおこなわれた。
男女いっせいのスタートとなり、トップ集団がバトルを繰り広げながら前半を泳いで言ったが、400mを経過したあたりから、なんと女子2名が男子を差し置いて抜け出した。その選手たちはひらした選手と野尻選手であった。1.3kmコースを2周(スクエアコース)する今日のコースはまさにプール競技をメインにする平下選手にはうってつけのコースとなった。ブイ間の距離がさほどなく、目標物の確認も通常のレースよりも見やすく、おおきなプールを泳いでいるようなイメージを感じさせ、平下選手が持ち前のスピードを生かしてぐいぐい飛ばしていった。
朝、スタート前に野尻選手が「先週風邪をこじらせ体調がすぐれないんです」といっていたとおりいつもの泳ぎに切れがない。なんとか意地で平下選手を追ってゆくのがやっとと言う感じ。結局、女子2.6kmはそのまま平下選手が男女総合でもトップのタイム31分44秒5で女子NO1の座を獲得した。おめでとう。あらためて関西地区のレベルの高さを見せ付けられた瞬間だった。
一方男子2.6kmでは今年度絶好調の京都武田選手とベテランの東京ビッグスイムの黒川選手との一騎打ちとなり、ラストまでデッドヒートを繰り広げ、わずか5秒差で京都の武田選手が大阪せんなん大会男子のチャンピオンとなった。

2.6kmと同時スタートした1.3kmではなんと男子を退けて、ダントツ一位でゴールに入ってきたのはグランブルーの大橋加奈選手だ。タイムも16分43秒3と男子を2分近くも引き離しての優勝。大橋選手は双海大会3.2kmではオープンウオーターに慣れない状況でのレースで2位に甘んじたが、今大会は素晴らしいスピードで他を圧倒した。このように大橋選手や平下選手のようなスピードを持つ選手がオープンウオータースイミングに興味をもって出場し、いい成績を収めてゆくことはうれしい。それによってますます選手層が暑くなり全体のレベルも上がる。ぜひこれからもオープンウオータースイミングに挑戦していただきたいと願う。

詳しい競技結果はまもなくHP上で発表するがあらためて大阪地区最終戦の大阪せんなん大会に出場していただいた選手に感謝を申し上げる。来年度はこの大会を関西地区の大会にメジャー大会にしてゆきますのでサポートの程よろしくお願いします。

そしてこの大会の実施に当たり、施設を快く使用させていただいた財団法人大阪施設協会並びに当日の準備に多くの職員を早朝から親身になってご助力を頂戴した岬町教育委員会・教育長・生涯教育課長・体育協会長他の皆様方に深く御礼を申し上げる次第です。ありがとうございまし。

競技結果:
1.3km女子:
優勝:大橋加奈 大阪グランブルー 16分43秒3
2位:外山佳子 大阪グランブルー 22分02秒8
3位:三宅美有紀 大阪グランブルー 22分35秒6
1.3km男子;
優勝:須田昇 京都ホワイトピッグ 18分34秒0
2位:小嶋泰輔 京都 関西ドルフィン 19分55秒2
3位:大塚靖夫 兵庫 20分36秒4
2.6km女子;
優勝:平下 心 大阪 グランブルー 31分44秒5
2位:野尻奈央子 福井 32分16秒4
3位:山口智美 愛媛 32分48秒7
2.6km男子;
優勝:武田隆秀 京都 ホワイトピッグ 32分20秒1
2位:黒川保隆 東京 ビッグスイム 32分25秒1
3位:中尾友洋 京都 32分47秒3




 スイマーオブザイヤー04は?
 No: 225 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/10/01(Fri) 23:25:21

スイマーオブザイヤー2004

今年も、大阪せんなん大会と沖縄オクマ大会を残すだけとなりましたが、ジャパンシリーズンを通して年間の優秀選手、スイマーオブザイヤーは各年齢区分どうなっているのでしょうか?
そこでお台場大会までの得点合計の集計は次の結果となりました。;

各年齢区分の優秀選手候補(お台場大会までの集計から)



18歳以下の部
該当なし


19〜29才区分

男子1位:武田隆秀81  女子1位:山口智美87
男子2位:山本拓郎60    女子2位:河野奈々美47
男子3位:須藤久義51 女子3位:金沢明代33

30〜39歳区分
男子1位:黒川保隆142    女子1位:瀬川かおり78
男子2位:斉藤史朗69    女子2位:星美代子58
男子3位:中津利秋61    女子3位:鈴木正子43


40〜49歳区分

男子1位:古川忠宏102    女子1位:芦川幸子110
男子2位:横山第悟 79    女子2位:大西 希31
男子3位:星野達也42    女子3位:田口徳子27

50〜59歳区分
男子1位:岩佐善規 50    女子1位:山本悦子58
男子2位:小山晴樹37    女子2位:石野快枝51
男子3位:杉浦 博 30    女子3位:堀越多江子49

60〜69歳区分
男子1位:田井孝弘50    女子1位:山田冨士子43
男子2位:堀井 有45    女子2位;山下時美42
男子3位:内田銀蔵36    女子3位:岡本富子37

70〜79歳区分
男子1位:鈴木江邨79女子該当なし
男子2位:佐藤孝尚50 
男子3位:小林二郎27   
80歳以上の部該当なし 該当なし 

男子20歳代で今年は京都の武田隆秀選手が出場した大会はほとんど3位以内と安定した強さを発揮してほぼ決定だ。女子ではなんといっても山口智美選手がダントツで申し分なし。

男子30歳代はビッグスイムを率いる黒川保隆選手で決まり、女子は今年彗星のように現れた瀬川選手でほぼ決定だ。黒川選手は念願のMVPもこのままゆけば手に入れそうな勢いである。

男子40歳代はなんといいても常連の古川忠宏選手がダントツ。女子ではやはりビッグスイムの芦川幸子選手が他の選手を圧倒した。

50歳代は競争が激しく、男子は岩佐善規選手と連続表彰をねらう小山春樹選手の一騎打ちで最終戦までもつれるであろう。女子も混戦ですいすい倶楽部の山本悦子と昨年のスイマーオブザイヤーの石野快枝選手そして同じくすいすい倶楽部の堀越多江子選手が10点以内に続き、最終戦のオクマ大会まで予断を許さない展開だ。

そして60歳代も男子は田井孝弘選手と堀井有そしてセントラル八千代の内田銀蔵選手がいずれも接近してまだまだの展開だ。女子では同じクラブビッグスイムの山田冨士子選手と山下時美選手がなんと1点差で最終のオクマでの決定戦で決着する。

70歳代では男子は昨年の最高殊勲選手の鈴木選手がほぼこの年齢を制するであろう。残念ながら70歳代の女子と18歳以下の部の男子女子はいずれも50ポイントと以下なので現状では該当者なしとなる公算が強い。


 週間アクセスログレポート
 No: 224 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/30(Thu) 11:43:35

週間アクセスログレポート

期間:09月19日(日)〜09月25日(土)
総アクセスアカウント:237,423
アクセスアカウント:40,752【画像、音声ファイルを除く】

曜日別ファイル:
日曜日:4,860
月曜日:6,006
火曜日:7,930
水曜日:6,647
木曜日:5,329
金曜日:5,909
土曜日:4,071
週間合計:40,752

時間帯アクセス量グラフ:
ベスト1: 昼12時〜13時
ベスト2: :夜23時〜24時
ベスト3: 夜21時〜22時


 日月漂横断泳
 No: 223 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/29(Wed) 02:04:18

日月漂横断泳全員完泳
9月26日(日)台湾のリゾート地・日月漂(Sun Moon Lake)にて開催されました第22回日月漂国際泳渡(3.3km)はなんと17,305人と想像を絶する参加者の中、日本からのアンスコムチームも全員が感動のうちに完泳しました。
詳細は参加者の方々からのレポートを待って紹介させていただきます。
参加者の皆様方、大変楽しいツアーとなりましたことを感謝いたします。本当にありがとうございました。


 大阪湾OWS【スケージュールの訂正】のお知らせ
 No: 222 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/27(Mon) 14:05:12

【第1回大阪湾せんなん里海公園OWS】スケジュールの訂正のお知らせ
まずは、来る10月3日(日)開催いたします大阪湾OWSのインフォメーションに誤りがありましたことを深くお詫び申し上げます。
大会スケジュールを以下のとおり訂正いたします。

■イベントスケジュール
9:30−10:30  選手登録・ウォーミングアップ
10:30       開会式
10:50       個人400m招集
11:00       個人400mスタート男女
11:25       個人1.5km男女・3km男女招集
11:40       @個人1.5km男女
            A個人3km男子
            B個人3km女子
13:30       団体500m×4名リレー招集
13:45       団体500m×4名リレースタート
14:15       全競技終了
14:30−15:00 表彰式 

■基準タイム(追加訂正)
400m  20分

■コース概要(追加訂正)
400m トライアングルコース1週


※尚、ホームページインフォメーションにつきましては、明日より訂正版を載せさせていただきます。宜しくお願い申し上げます。


 ストレッチコードって何?
 No: 221 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/24(Fri) 23:56:23

《Anscomショッピングでおなじみ》
ストレッチコードのご紹介

すでに、ストレッチコード(チューブ)をトレーニングに活用されている方もたくさんいらっしゃると思いますが、愛用されている方はもちろん、まだ使ったことのない方もぜひ使ってみたくなる、必ず役立つチューブの有効なトレーニング方法を来週より連載していきたいと思っています。その前に本日はチューブの詳細をあらためてご紹介させていただきます。

■ストレッチコードとは
(現物の写真がWEBショッピングを開くと載っています。)
瞬発力アップにも、持続力アップにも、オールマイティな筋トレのツールです。卓越したスピードとパワーを生み出し、それを維持させるためには筋肉の柔軟性が不可欠です。「ストレッチコード」は、単なるウエイトトレーニングによる見た目の筋肉ではなく、高い能力を秘めた「しなやかで強い筋肉」をつくります。自分に合った負荷でトレーニングでるため無理なくパワーアップでき、トレーニングメニューも豊富です。筋肉の性能アップに役立つトレーニンググッズです。

■負荷の角度は全方位。どんな動作にも自在に対応
チューブは、重力に影響されないトレーニングができます。重量物を用いるトレーニングは重力に抗していく形態であるため、どうしても下から上に「持ち上げる」動作が中心になりますが、チューブでは、負荷が張力であり、その張力に反する形態なので、下から上への動作に限定されませんし、マシンのように動きの軌道が制限されません。あらゆる方向、角度からのトレーニングが可能です。そのため、広範な動作に対応できます。チューブをどこに結び、パートナーがいれば、どの位置からパートナーに持ってもらうかで、身体をねじったり、倒したりする動作でもトレーニングできます。走る動作、投げる動作、打つ動作、蹴る動作、漕ぐ動作、つかむ動作などに類似した形態でも、自在に負荷をかけることができます。

■重力に左右されない負荷。重力を超えた負荷。
チューブトレーニングのいいところは、いつでも、どこでもできるところです。ゴムのチューブですからコンパクトにしまうことができ、持ち運びも簡単、好きなところに持って行って実践できます。マシンやバーベルでのトレーニングが、それを設置している施設に行かなくてはならないことに比べれば格段に便利で、自宅でもでき、実に手軽です。
次に安価なことです。チューブ1本あればいろいろなトレーニングができます。特別なトレーニング機器を買い揃えることに比べれば、これほど安価な道具はありません。長さを変えたり二重に束ねるだけで負荷も強まり、何種類も用意する必要もありません。
そして、安全であること。落としてケガをしたり、周囲のものを傷つけたりする危険がありません。ただ、チューブの劣化に気を付けてください。劣化してチューブにひびが入ったり変色したりしているものを使っていると、断裂によって思わぬケガをすることがあります。使用する前に軽く引っ張ったりして点検してください。古くなったチューブは新しいものに取り替える必要があります。
チューブは、工夫次第で多様なトレーニングができます。日本人初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんが宇宙船の中でチューブトレーニングしている姿がTVで紹介されていましたが、こんなところにまでチューブトレーニングが採用されたのは、狭い船内にも楽に持ち込め、どんな姿勢でもできるという簡便性に加え、重力に左右されずチューブの張力で筋肉に負荷がかけられているというチューブの特性が注目されたからでしょう。

■簡便、安全、多彩な応用範囲
チューブトレーニングは、もともと医療の現場でリハビリテーションのためのツールとして用いられてきたものです。その実践と応用を通じて次第にいろいろなエクササイズやプログラムが開発され、その簡便性、経済性、安全性や応用範囲の広さから評価も高まり、いつしかスポーツ分野でも取り入れられるようになり、動きに合わせた筋力トレーニングやスポーツ外傷・障害のリハビリテーションにも活用されるようになりました。それにともなってチューブも改良され、強度別のものやハンドル式・パドル式などスポーツトレーニング用にさまざまな種類が開発されました。

医療現場のリハビリ用ツールだったチューブトレーニング。その実践と応用から多彩なエクササイズやプログラムが開発されました。次回は、具体的なチューブトレーニング方法を6回に分けてご紹介させていただきます。来年のOWS本番に向けて、このチューブトレーニングを1つの方法として取り入れれば、自己レベルアップすること間違いなし。
間もなく、クリスマスに向けて、期間限定の予約販売セール(販売元:潟Xポーツネットクリエーション)のご案内も始まります。ぜひ、来週から始まるトレーニング法の連載をお見逃しなく。



 日月漂横断水泳
 No: 220 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/24(Fri) 09:06:46

日月漂横断泳渡

15,000人以上が出場するといわれる台湾の日月漂横断泳に今日、メンバーの方々が出発します。
大会は26日(日)に台湾中部のリゾート地日月漂で開催されます。団員は大会に参加し、滞在中は台湾のOWSスイマーとの交流をおこなう予定です。
帰国後、ぜひ参加者の声を紹介してゆきたいと思います。


 週間アクセスログレポート
 No: 219 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/22(Wed) 12:27:56

週間アクセスログレポート

期間:09月12日(日)〜09月18日(土)
総アクセスアカウント:259,041
アクセスアカウント:43,120【画像、音声ファイルを除く】

曜日別ファイル:
日曜日:4,602
月曜日:7,318
火曜日:6,838
水曜日:6,267
木曜日:6,525
金曜日:6,343
土曜日:5,227
週間合計:43,120


 大阪せんなん決戦せまる
 No: 218 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/21(Tue) 10:35:36

大阪せんなん情報
大阪せんなん大会予想
10月3日はいよいよ本州の最終戦となる大阪せんなん大会だ。
個人種目の距離は1kmと3km、
3kmの上位予測をしてみよう。
関西・四国地区大会(双海・琵琶湖・天橋立)での上位入賞者を見ると;

双海大会:男子3km上位入賞(1〜5位)
優勝:白石 茂雄  30(ビギナーズ)   32:54.01
2位:武田 隆秀  28(京都ほわいとぴっぐ)   34:53.87
3位:黒川 保隆  34(BIG SWIM marvelous)   35:25.39
4位:沖田 和宏  28(             )   37:11.86
5位:斎藤 史郎  32(京都ほわいとぴっぐ)    37:14.72
琵琶湖大会:男子3km上位入賞者(1〜5位)
優勝:武田 隆秀  28(京都ほわいとぴっぐ)   35:35.31
2位:岸本 充弘  33(ドルフィンインター )   39:08.02
3位:秦  敏洋  24(関西ドルフィンチーム   )   39:24.66
4位:上田 重則  37(関西水龍倶楽部  )   39:49.02
5位:石崎 隆裕  28(          )  40:34.11
天橋立大会:男子3.2km上位入賞者(1〜5位)
優勝:武田 隆秀  28(京都・ほわいとぴっぐ)  39:52.64
2位:長井 健   26(           )  40:46.68
3位:西口 和晃  27(        )   40:52.50
4位:須藤 久義  29(海王     )   42:54.9
5位:長谷     36(めだかの学校 )  44:10.3
男子では京都の武田選手が3大会で優勝2回・2位が1回と圧倒的な強さを誇る。
タイムで見ると双海大会で優勝したビギナーズの白石選手が抜きん出ている。ぜひ白石選手に出場してもらいたいものだ。

双海大会:女子3km上位入賞(1〜5位)
優勝:山口 智美  28(        )  35:32.0
2位:大橋 加奈  25(Grand Blue  )  37:04.69
3位:内山 朋子  27(         )   42:49.80
4位:平嶋 路子  29(JSSちくご   )   48:03.45
5位:松井 純子  28(海王      )   48:16.70
琵琶湖大会:女子3km上位入賞者(1〜5位)
優勝:千歳 公子  22(京都ほわいとぴっぐ)   42:46.82
2位:谷澤 政枝  36(げんごろう長岡京 )  44:25.4
3位:松村和香子  43(クリオネKOBE )   44:29.17
4位:村松 敦子  48(関西ドルフィンチーム  )   48:28.53
5位:瀬角 英子  32(ポーアイSC   )   50:38.86
天橋立大会:女子3.2km上位入賞者(1〜5位)
優勝:平下 心   22(Grand Bleu )  42:59.37
2位:千歳 公子  22(京都ほわいとぴっぐ)  47:49.05
3位:東 千歳   25(Grand Blue  )  48:10.35
4位:内山 朋子  27(        )  50:42.09
5位:甲斐 暁   10(        )   50:57.55
一方女子ではやはり全国的に強さを誇る山口選手であろう。また京都の千歳選手も注目されるし、タイムから言えば天橋立大会で優勝したグランブルーの平下選手に出てきてもらいたい。いずれにしてもこの本土最終戦は面白くなりそうである。

さあさあ〜。関西地区大阪せんなん決戦。大阪の戦いの場「せんなん里海公園」においでよー。当日の見学もいいですおぞ〜。
オープンウオータースイミングに興味のあるひと。初めての経験も大歓迎ですよ。
2〜3年以内にオープンウオータースイミングは必ずドカ〜ンと爆発しますよ。
いまから・いまから何でも先に手をつけておいたほうがいいですよ。関西地区のマスターズで活躍されている方・プールと自然の海とでどんなに違うかを体験しましょうよ。そこで勝ったらあなたは本当の泳力がある証拠。タイムが速いだけじゃ〜・まだまだ本当に泳力があるとは言い切れませんよ〜。
いまからでも大丈夫・個人種目(1.5km、3km)でも団体リレーでもウエルカム。


 Tiburon Mile速報
 No: 217 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/20(Mon) 16:13:22

Tiburon Mileの速報

19日にサンフランシスコ郊外のテイブロンで開催された「Tiburon Mile」レースの速報に関するメールが届きましたのでご紹介します。

山田沙知子選手が女子4位となりました。
彼女のレース展開は下記のとおりです。
今期800m/1500mの最高記録保持者として試合前から「優勝候補のひとり」として注目を浴びていた山田選手。スタート直後の激しいバトル後しばらく集団と離れ独りで泳ぐ形となり、船上のコーチからコース修正の指示を受ける。その後は彼女らしい大きな泳ぎでみるみる差を縮め2位のBennett選手、3位Rose選手を猛追。残念ながら逆転にはあと一歩及ばず。逆にゴール前、5位のWare選手に後ろから足を思いっきりつかまれながらもキックで振りほどき、あとは持ち前の実力で4位を確保。

【男子】
1位:Chad Carvin(USA) 20:23
2位:Grant Cleland(AUS) 20:30
3位:Evgeni Bezruchenko(RUS) 20:38
4位:Vladimir Dyatchine(RUS) 20:38
5位:Samuele Pampana(ITA) 20:40
6位:Alex Kostish (USA) 20:42
【女子】
1位:Sara McLarty(USA) 20:46
2位:Brooke Bennett(USA) 21:19
3位:Erica Rose(USA) 21:39
4位:Sachiko Yamada(JPN) 21:41
5位:Catherine Ware(AUS) 21:44
6位:Lauren Costella(USA) 22:37


【レース概要】

男子女子とも一斉スタートのため、ゴール間際まで集団でのデットヒートが繰り広げられた。男子ではarvin選手が終盤スパートに成功、そのままゴール。Cleland選手もスパートをあわせ2位を確保。3位以下は集団のままゴールへ突入、5秒以内に4選手が相次いでゴールした。女子では伏兵McLarty選手が男子の集団に上手く入り快泳、2位以下を大きく引き離し初優勝。次いで過去5大会中4度の優勝を誇るディフェンディングチャンピオン・Bennett選手が安定した泳ぎで2位に入った。3〜5位は接戦だったが、OWS経験に勝るRose選手がしぶとく粘って3位にはいった。


山田選手の感想
「4位はショック。OWSではバトルがあることは聞いていたが、予想以上に激しかった。ヘッドアップスイムは10ストローク毎に2ストロークするよう指示を受けていたが前があまり見えず、ヘッドアップだけで10ストローク位やっていたと思う。水が濁っていて周りの状況もよく判らなかった。」
【総括】
当日の朝、豪雨に見舞われ(9月としては数十年ぶりらしい)何やら波乱を感じさせられる寝起きとなった。会場につくと幸い天候は回復したが、降雨の影響で海水はかなり濁っていた。会場の雰囲気でまず驚いたのは、参加者の年齢の若いこと。
小学生から大学生まで、一見して学生とわかる選手が圧倒的に多い。クロストレーニングの一環として、多くの競泳選手が参加している。水泳大国アメリカの懐の大きさを実感した。運営面もよくなされていた。OWSにしては短い1マイルだったため、55分という「Cut OFF Limit」も妥当で、その後の表彰式までの流れもスムースに感じた。表彰式はスペシャルオリンピック選手部門、招待選手(Elite Swimmer)部門,各年齢部門がそれぞれ行われたため、1時間程の所要時間だが、これは致し方なしか。
安全面は選手を囲む形でシーカヤックが導線を形成。マリンジェット、IRBなどはなく、緊急時の対応は要確認。

改めてOWSで勝つには経験値が伴うことが実証されたと思う。プロフィール不明の女子優勝者(伏兵だっため主催者も情報を持ち合わせず)をのぞいては、経験に勝るものがレースを制した感がある。男子優勝者のCarvin選手は競泳選手だがこれまでOWSに多数参加しているし、2〜5位までは豪州、ロシア、イタリアのOWSスペシャリストたちである。アテネ五輪のメダリストの上位入賞者は皆無だった。OWSにしては短い1マイルレースにして、この結果である。
これからは日本でも短めのOWSが必要かも知れない。
競泳選手が出やすい短めのレースを増やすのも、ひとつの道筋かと思う。
ステップを刻むように、距離を段階的に伸ばしていく。
またひとつテーマが見つかったような気がする。
最後に山田選手。今は短水路世界選手権に向けてがんばっている様子。アテネ後、
アメリカでのびのびと水泳に打ち込んでいるみたいで、初対面ながらほっとした。
ミッションビエホにいる限り、結果的に競泳/OWSのクロストレーニングの第一人者
となるかもしれない彼女に最大限のエールを贈りたい。憧れの人Janet Evansにお願いして彼女とのツーショットを取り計らったら、「普段はミーハーしないんやけど、初め
てミーハーしてしまった・・・」と照れ笑いしていた。ガンバレ、世界短水路!
SFOに来ている鷲見より


 お台場大会結果
 No: 216 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/20(Mon) 14:00:55

念願のお台場で開催

「日本を代表するようなあのお台場で泳いでみたい」という声をあげてから1年以上、その間何度も関係省庁に足を運び、昨日実現した。
あの「お台場」での大会が実現したのである。レインボウブリッジをバックにして選手が泳ぐ姿を目にして本当に感激しました。
この間、何度も挫折しそうになりましたが、皆様方の熱意をしっかりと心に留め置きまた関係省庁の担当の方々のご協力も得られて記念すべき第1回大会を開催できましたことをまず御礼申しあげます。

さてレースは開会式に先立ち、NPO日本渚の美術協会の本間会長の音頭とりで「お台場ビーチクリーン」活動を開始。選手はゴミ袋を片手に会場全体に広がって清掃作業をおこない、中には水中にはいって水底清掃をおこなう選手もいたり大変貴重な経験をすることができました。
また開会式ではNPOグロバルスポーツアライアンスの蔵元部長から「エコフラッグ」活動の主旨説明をしていただき「スポーツと環境」のイベントを協働でやってゆくための協力は惜しまないとのお言葉をいただき勇気付けられました。

競技についてはやや風が強く、波と流れの影響を多少受けてのレースであったが予定とおりすべての種目が開催された。

男子は荒瀬選手が優勝・女子は野尻選手が優勝
お台場大会のメインイベントである男女個人1500mでは男女とも激しいバトルが展開され、観客を沸かせた。
男子は7月のジャパンオープンに出場した古川(武道大学)・川嶋(琉球大学)選手に加えジャパンオープン5kmを制したエテラン杉沢(JFE)選手らの争いに加えてシドニーオリンピック1500m代表選手の荒瀬(富山県)選手が初参加し、どのようなレースを展開するかに興味が集まった。スタートからまるで短距離のようなペースで荒瀬・杉沢そして古川の3選手が早くも抜け出し、その後を川嶋そして黒川選手らが追う展開となったが、やはりプールでの記録が1500mを15分20秒で泳ぐという荒瀬選手が2周目に入って抜け出し、古川・杉沢がやや遅れての展開で最終ブイを回り、結局荒瀬選手がそのままゴールし、みごとニューヨーク行きの切符を手にいれた。2位には古川(武道大学)が入り大健闘。そして3位にはベテラン杉沢選手となった。1500mというオープンウオーター種目では短距離に位置するスピードレースであったので、今日距離を得意とする杉沢選手も及ばなかった。それにしても荒瀬選手のおおきな泳ぎは見ている観客を魅了した。ぜひ今後もオープンウオータースイミングに挑戦してもらいたいものである。世界で活躍できる選手なのだから。

一方女子は野尻奈央子(元世界代表)と山口智美(福岡)のいわばマッチレースとなった。ハイピッチで力強く進んでゆく山口選手と軽やかなピッチで軽快に泳ぐ野尻選手とは好対照。見ていてもその違いがはっきりしていて面白い。どちらもこの大会に照準をあわせて調整してきたようで男子選手から2分遅れのウエーブスタートにもかかわらず男子選手をどんどん抜いてゆく。会場にいた女性の観客からも「気持ちいい」との声が思わず出るほどこの2人の力は抜き出ていた。結局最後までペースの落ちない野尻選手が優勝し、荒木選手と共にニューヨーク行きを決めた。2位には12秒差で山口選手が入り、3位には瀬川かおり(神奈川県)が入賞した。

そのほか600m個人600m男女・400mx4団体リレーそして400m(スイム&ラン)がおこなわれて結果は以下のとおりである。

レース結果
1500m個人男子総合結果
優勝:荒瀬洋太(富山県)19分08秒97
2位:古川毅(千葉県)19分24秒09
3位:杉沢毅志(神奈川県)19分33秒09
1500m個人女子総合結果
優勝:野尻奈央子(福井県)20分42秒06
2位:山口智美(福岡県)20分54秒38
3位:瀬川かおり(神奈川県)21分45秒52
600m個人男子総合結果
1位:吉田圭佑(    )08分12秒93
2位:瀬田慎一郎(東京都)09分15秒43
3位:望月進介(京都府)09分44秒41
600m個人女子総合結果
1位:田口典子(岐阜県)09分52秒25
2位:林 明奈(愛知県)10分17秒97
3位:高橋 香(埼玉県)10分50秒58
400mスイム&ラン男子総合結果
1位:竹本丈志(神奈川県)04分02秒62
2位:遠藤直人(神奈川県)04分32秒18
3位:星野達也(東京都)04分33秒04
400mスイム&ラン女子総合結果
1位:松波智江(東京都)05分26秒54
2位:佐渡陽子(神奈川県)08分13秒61
3位:熊野美紀(東京都)10分15秒20

お台場大会の大会にあたり、当日までアドバイスを頂戴した防災事務所・管理事務所のご担当の方々に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。


 サンフランシスコからのメール
 No: 215 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/20(Mon) 09:17:02

鷲見さんからのメール

Tiburon Mileへの山田沙知子選手の大会出場が決定しました。
本日行われたウェルカムディナーで隣の席になり、諸々話ができました。

「ミッションビエホのローズコーチの勧めで出場したラホヤOWS(サンディエゴ・1マイルレース)でOWS初出場初優勝を飾った(21分00秒:2位に2分差以上のぶっちぎりだそうです。
その際、初めてのOWSで緊張して足が震えたが、泳ぎ始めたらターンがなく距離感がつかめないのが逆にすごく楽しく、途中きれいな魚がいたり、横からライフセーバーに励まされたり、とても新鮮で気分転換でき面白かった。走ってゴールなんて初めての経験だったし、終わった後、周りから『あのめちゃくちゃ速い日本人選手は誰だ?』と言われて、素直に嬉しかった。
今は短水路世界選手権を目標に週10部、7〜8000m/部練習しているが、1マイ
ル程度のOWSなら気分転換にもなるし、クロストレーニングは可能だと思う。来年も
小さな大会ならOWSに参加したい。」と明るく前向きに話してくれました。
明日、百戦錬磨のBrooke Bennett選手ら強豪にどう挑むか、とても楽しみです。
同じテーブルに同席した米国人親子に「優勝狙います」とキッパリ語っていた彼女の表情がとても印象的でした。
:米国視察中の鷲見さんからのメールより


 お台場大会開催
 No: 214 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/09/19(Sun) 00:13:44

お台場でOWSの新しい歴史が始まる

本日、お台場海浜公園で「第1回東京湾お台場オープンウオータースイムレース」が開催されます。
距離は男女個人600mと1500m
団体は400mx4=1600mリレーです。
1500mの男女優勝者は来年ニューヨークに招待されます。
日本全国からトップスイマーがお台場に集合します。

今日、オープンウオータースイミングの新しい歴史が始まる

オリンピック正式種目化をめざす“海のK−1バトル オープンウオータースイミング”
ぜひお台場海浜公園にご来場を
09:45〜14:30


Top Back Back [3/14] Next Next Last
    削除


 - AmigoNewsBoard