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 スイムレッスン神奈川で始まります!
 No: 12 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/04/02(Fri) 12:33:36

4月30日(金)横浜国際プールにてスタート!!

現在、東京で実施しています“アンスコムスイムレッスン”ですが、
他会場にて実施第一弾が神奈川県横浜国際プールで始まります。※5月のレッスン日は後日発表!!
【実施日】
日時:4月30日(金)
会場:神奈川県 横浜国際プール (メインプール)
時間:Pm7:30〜Pm9:30
募集人数:20名(初級中級10名・上級10名)
申込方法:お電話・メール・FAXで事務局までお申込下さい。

レッスン内容・クラスについてのお問合せはお気軽に事務局まで!!
担当:石田


【事務局】
電話:03(5695)1355  FAX:03(5695)0603
E−メールinfo@openwater.gr.jp


 参加者の声・大募集
 No: 11 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/04/01(Thu) 22:20:14

「参加者の声」を大募集!

私どものホームページ『OWSニュース』欄におきまして、
【参加者が語る:オープンウォータースイムの魅力】
をテーマに、特集を組むことになりました。主役はもちろん選手の皆様。つきましては、現在、AMSCOMにご登録いただいております選手の皆様の「生の声」をご紹介させていただきたく大募集いたします。
今後、シリーズとして継続していくために、多くの「ナマの声」をお待ちしております。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
今回のテーマ、他詳細は下記のとおりです。



■テーマ
「私がOWSを始めたきっかけ」「私がOWSに魅了された理由(わけ)」
■原稿
文字数 500字前後
■募集
初回につき4月15日  その後随時
■原稿受付
メール・FAX・郵送
■担当
湧川 


上記原稿は、ホームページ『OWSニュース』にご紹介させていただく際に、「県名・氏名・年齢」を載せさせていただきます。匿名希望の場合は、お申し付けください。

追伸:
いよいよ4月に入り、OWSシーズン目前となりました。
・・・いいえ、沖縄は既に夏!待ちに待ったOWSシーズンついに突入です!
第1戦の渡嘉敷島大会は、昨年12月の募集200名を突破!現在では、255名のエントリーが集まっています。第1戦からものすごく盛り上がること間違いなしですね。
渡嘉敷島へ行ったことある方はもちろん、初めての方はケラマの魅惑が楽しみでたまないことでしょう。
でも実は・・・スタッフの中にも渡嘉敷島は初めての者もおり、ケラマの魅惑は皆様にお会いできることの次に、楽しみなことなのであります。



 エコフラッグ運動
 No: 10 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/31(Wed) 18:55:56

エコフラッグ運動マレーシアへ
本年度から全てのアンスコム主催のスイムレースにおいてマレーシア産の環境にやさしいレイテックス製スイムキャップ<アクアテックス社の製造するエコスイムキャップ>を使用する為に、26日マレーシアのジョホールバールにおいて契約の締結がおこなわれました。
これはマーレシア原野のゴムの木から作られるオーガニックなスイムキャップで使い古されて廃棄されてもそのまま自然に帰るという環境にやさしいスイムキャップのことで、これを生産するアクアテイックス社はナイキを始めとした大手のスポーツ企業の販売するスイムキャップの大半を製造するスイムキャップの世界メーカーです。

日本を泳ごう委員会も「環境とスポーツ」を考えてゆく団体として、アクアテイックス社との契約を通して、日本国内でのスイムレ−スではこのスイムキャップを浸透してゆく運動をしてゆきます。

一方、マレーシア側でも我々と共同活動を行っているNPO法人スポーツグローバルアライアンスの世界的な行動に共鳴し、今後世界のスポーツ販社への訴えかけを行ってゆくことはもちろんのこと、マレーシア国内で行われうスポーツイベントで“エコフラッグ“を掲げる運動をすすめていただけることを約束していただきました。世界を視野に10億人のエコフラッグムーブメントを推進するスポーツグローバルアライアンスの運動を今後ともサポートしてゆきたいと考えております。


 日水連OWS委員会公認「OWS講習会」
 No: 9 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/30(Tue) 14:05:51

日水連OWS委員会公認「OWS講習会」

本年度から財団法人日本水泳連盟OWS委員会の公認イベントして『オープンウオータースイミング講習会』が下記の日程で開催されることになりましたのでお知らせします。

これはオープンウオータースイミングの「普及」と「選手強化」を目的として参加者及び指導者の方に正しいオープンウオータースイミングの知識を学んでいただく為に日本水泳連盟OWS委員会が主催するものです。
いずれもアンスコムジャパンシリーズ公式戦の開催される会場となります。
◆オープンウオータースイミングはまだ初心者
◆何度かスイムレースには出場しているがもっと知識を深めてゆきたい。
◆OWSの正しい知識を学び、今後の指導に役立ててゆきたい。
等々、年齢・泳力を問わず、誰でも気軽にご参加いただけますのでふるってご参加を。
なお当講習会へのご予約は事務局まで;03−5695−1355
メール:info@openwater.gr.jp

(沖縄会場)
5月15日(土)万座大会会場にて 15:00〜16:30 
6月12日(土)今帰仁会場にて  15:00〜16:30
参加費用:@¥3,000
指導:杉沢毅志(福岡世界水泳選手権OWS代表選手)
   中村康英(日本水泳連盟OWS委員)

(静岡・熱海会場)
6月26日(土)熱海サンビーチ会場 14:30〜16:00
参加費用:@¥3,000
指導:日本水泳連盟OWS委員

(別府・大分会場)
7月3日(土) 大分田ノ浦ビーチ会場 15:00〜16:30
参加費用:@¥3,000
指導:杉沢毅志・中村康英他日本水泳連盟OWS委員

(千葉・館山会場)※日水連ジャパンオープン開催会場
7月18日(土)千葉県館山市北条海岸中央会場 14:30〜16:00
参加費用:@¥3,000
指導:杉沢毅志・中村康英他日本水泳連盟OWS委員

昨年、実験的に開催したJALオクマ会場ではなんと84名の方が参加されました。大会会場となる実際の海で具体的な事例を交えて楽しく・そして丁寧にシュミレーショントレーニングがおこなわれます。
絶対参加したほうがいいよ。すっごく参考になるから。ほんとマジ+++



 政府の地域再生プログラム
 No: 8 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/29(Mon) 11:01:23

政府の地域再生プログラム

22日に日経産業消費研究所の主催で「国の地域再生プログラムの推進」についてのセミナーがあり出席してきました。
講師は政府側から内閣官房地域再生本部の担当官。(う〜ん。従来の役人という硬いイメージから比べるとずいぶん変わってきたなーという感じがするね。おしゃれで・顔もイケメンタイプで)

<地域再生の意義と目的>

1.地域における産業・技術・観光資源・自然環境・文化・歴史など地域が有するさまざまな資源や強みを智恵と工夫によって有効活用をおこなう。

※この文言の中にスポーツという言葉を入れてほしいね!僕らも現在20自治体とオープンウオータースイミングを通じて自然環境や・観光資源などの有効活用をしているんだけど。まだまだ強さや智恵が足りないのかな〜。+++でも少子高齢化社会においてはスポーツが果たす役割は非常に大きいと思うのです。


2.文化的・社会的なつながりによる地域のコミュニテイの活用化や民間事業者の健全なビジネス展開を通じ充分な雇用を実現する。

※そうコラボレーションの時代なんだね。スポーツイベントも行政・スポーツ団体そして民間事業者が一体となって取り組んではじめて経済投資や観光振興の効果あがるんですよね。これこそ「三位一体改革」なんじゃね〜の。

その意味では僕らの活動もまだまだって感じだし、地域の方々の受け止め方も温度差が大きいですよね。(温度差とはご担当者の意識の問題なのでしょうか。いくら実施報告書を提出して参加者の県別・年齢別・男女別のグラフをもとに分析をして要望書を提出し、ほとんどの市町村ではご理解をいただき友好的関係を保てるのですが***ごくごく一部の自治体では・だから何?それでどうしたの?***おいおい・それはないでしょう・プンプン)+++え〜い。4月から各大会の地域情報をもっともっと充実させてゆこうじゃないか。期待してほ・し・い・よー。


3.「自助と自立の精神」「智恵と工夫の競争による活性化」を尊重しつつ、政府が一丸となって創意工夫ある取り組みを全面的に支持する。

※ここが難しいんだね。普通に解釈すれば国が全面的にサポートするから「君たちももっと智恵や工夫をしなさい」「ただ補助金や協賛金などのいわば国からのおこぼれを待っているだけなく自分で稼いで・自立しなさい」ということ。これはまさしく日本全国で2000以上もあるといわれるスポーツNPOの構造的に抱える問題なんでしょうね。

スポーツをやってきたものはとにかくプライドだけは高い。「おれは社会貢献をしている」「おれの技術はすごい」「おれは商売じゃなくお前らのためにやってやるんだ」という気持ちが潜在的にあるから、うまくゆかないとその原因や問題点などを洗い出して検証しようとはせず、すぐに言い訳に走る傾向がある。

まさしくPFドラッカー博士が「非営利組織マネジメント理論」で提唱している「まず組織の使命や目的をはっきりと提示し、かつ重要なのはそれを継続するための事業性を考慮せよ・事業なくして社会貢献も組織の継続もなし」を理解して自分たちの活動を推進してゆかねばならない。

ぼくらも皆様の支持をいただけるようにもっと楽しくなるような「サプライズ企画」を出して多くの方に参加してもらう工夫や努力をしてゆかねばと。
現場としては結構プレッシャーでね。自助努力をするために大半の方々には「受益者負担原則」を理解していただき大会運営をすすめていますが、なかには「エントリー料が高すぎる・儲けすぎだ」とご批判をいただく。当然我々も参加者のご負担を少しでも軽減しようと、各企業やスポンサーなどに協賛をお願いして回ると「貴方のところはエントリー料などで自立してやっているんだから物では協賛するけどカネは出せないよ〜」とつれない返事。これ結構プレッシャー。でもあきらめないぞ。企業のみなさん!!理解してサポートしてもらうまでしつこつ訪問させていただきますからね!一度巻きついたら話さない蛇のように。あ〜あ。ダメ。わしゃーへびが一番嫌い・決めた「渡嘉敷では夜は絶対に外出しないぞー」


 3rd.シリーズ練習会終了
 No: 7 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/27(Sat) 16:20:29

一昨日、3月25日(木)辰巳国際水泳場にて今シリーズ最終回の練習会が行われました。
総勢19名にご参加頂きました。上級は3800m中級は3000m初級は1800mのメニューを、驚くことになんと1時間15〜25分でこなしました。上級はメインメニューが下って上るトータル2000mのピラミッドセット!中級は同様にトータル1200mのピラミッドセット。その中に今まで繰り返し行ってきたイージーハードやイーブンペース・ディセンディングなどを取入れて実際にプールの中で自分がレースの最中に遭遇するであろう場面を想定してその時々にどのような泳ぎ方をするか・・・自身の習得技術の(メンタル面も含む)集大成としてこのメニューを行った結果が、練習時間の大幅な短縮につながる予想以上の成果として実を結びました。そして、今回休ます参加の初級者の方は、始めは25mを泳ぐのがやっと水慣れ〜息継ぎを、繰り返し練習した結果最終回では、400m連続泳を達成しました。毎回熱心にご参加いただきました選手の皆さまの熱意に改めて脱帽です。バンザ〜イ!!
今まで参加して頂いた方の感想や、これからチャレンジしようかな〜と思っている方のご意見をお寄せ下さい。毎回疑問や質問にお答えしながら、メニューを組んでいきます。そして質問やご意見が多い項目は、随時ニュース等でお答えしていきたいと考えてます。

4月以降も新しいプログラムを加えて専有コースも拡大して新シリーズがスタートします。また空状況はトップ画面よりご案内中です。
各クラス定員になり次第締切となります。お申込はお早めに。


担当:石田貴世


 OWSの情報公開について
 No: 6 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/26(Fri) 10:24:18

OWSの情報公開について

日本を泳ごう委員会のゴールとして「オープンウオータースイミングレースを通じて参加者に健康と安全を提供する」を掲げており、安全確保が最優先課題となることは前回までの説明でご理解いただけたと思いますが、今日は委員会が安全体制を含めて、なぜ保持している情報を公開するかについてお話してまいります。

このニュースも非常に多くの皆様にご覧いただけるようになり、個人の参加者だけでなく同好会・学校水泳部及び他の団体の指導や運営に関る方もぜひ聞いていただきたいと思います。
といいますのはオープンウオータースイミング競技自体が新しい水泳競技であるゆえに過去に指導教本やマニュアルなどが存在しなかったということ。

それゆえ海辺でオープンウオータースイミングの指導をするにしても、小さなレースをしようにもその基準や運営体制などが整備されていなかったというのが本当のところです。

いわんや参加される個人の皆様も「最近いろいろなオープンウオータースイミングの大会も増えてきてるけど、どの大会に出たらいいんだろう?」「なにを基準に出場を決めたらいいのか?」などと疑問に思われておられる方も結構いらっしゃるのではないでしょうか。

確かに「海の綺麗な場所で泳ぎたい」「楽しい雰囲気の大会に」「入賞できそうな大会にでよう」****これらも充分参加の動機になります。

但し、運営側にとっては皆様方のそのような想いを達成する前に「安全」を確保できる体制を組まなくてはなりません。

私ども日本を泳ごう委員会も当初、大会数も参加者数も少ない時期はリスクを負うだけで厳しい運営が続きましたが、2004年度は大会数も20大会と大幅に増加し、参加者も1万人を予測するまでになりました。

そうなりますと今度はより大きな責任と体制を組まなくてはならないのです。そして充分な安全体制が確保でき、かつ安心してご参加いただける環境を設定してゆくことがわれわれの使命だと考えます。

幸い、私どもは日本国内で初めてオープンウオータースイミングレースを開催して依頼、多くの経験を積み重ね・また関係機関のご協力により多くのデータを蓄積し、各大会とも共通の安全基準や計測システムなどを採用することにより、自信をもって大会当日を迎えられると自負しております。

その意味でも委員会が考えていること・蓄積しているデータ・安全体制などをできるだけ多くの方に情報を公開し、ひとりでも多くのOWS関係者を含めてOWSファンの方々にこのような情報を知っていただきたいと思い、このニュースを通じてお知らせするものです。

交通事故をゼロにすることは不可能といわれる現代社会において、オープンウオータースイミングにおいても当然;
「安全や運営に完璧はありません」

どんなに完璧を期しても
「予期せぬ事故は発生する可能性があるのです」


4月から全国でスタートします「ジャパンオープン公式20戦」も各大会ごとに不完全な部分を修正し、改善して次の大会に生かしてゆく。その持続的な検証作業によって毎回運営レベルが向上し結果として最終戦が終了した時点で「事故がなくてよかった」とみんな喜べる体制作りを目指してゆきます。

皆様方もこのような知識をもとにスイムレースにご参加いただき、レースで体験したこと・不安に感じたこと・疑問に思ったこと・要望したいこと・等々をどしどし事務局宛にメールいただきたいのです。
そしてそれを元に、より良いシステムを構築してゆきたいと考えております。

安全委員会より


 回避するために
 No: 5 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/26(Fri) 10:23:55

回避するために;

今日は回避するための具体策を説明してゆきます。

施設会場の点検とアセスメント
施設会場の点検とアセスメントとは施設の客観評価のことです。
大きく分けて
会場までのアクセス面の考察と景観設計について
(1)会場周辺の宿泊施設の確認
(2)海水浴場(海水域)の4P考察
(3)行政の協力度合い

これらの分類にそって調査報告をおこないます。
レース会場を決定する要素としてはこれらに加えて年の魅力度・注目度・観光地としての規模と地域住民の関心度などを総合的に調査のうえ、決定するものです。
そして競技当日はレース前の危険度チェックのためのアセスメントを行い、レース開催条件を満たせば開催宣言をおこないスタッフが配置に着くことになります。
このアセスメントはあくまで安全の確保を前提し、20項目にわたって(天候・気温・風力・海水温*********)調査報告を書面にして保存します。
※当日の海の状況により、安全が確保できない場合にはやむなく中止の宣言や、あるいは競技コースの変更・距離の変更などを通告してレースを開催する場合もあることを参加者の皆様はご理解ください。

当日の海の利用者のチェック
レース当日の利用者をチェックします。これは2つの項目で公共空地(いわゆるビーチエリアの陸地)と海水域(海水浴場と占有する海水域)のこと。
公共空地については当日スイムレースのために占有する部分と一般遊泳客エリアに分かれてチェックをおこないます。あくまで地域住民並びに一般海水浴客に邪魔にならないような工夫をし、また競技者との接触の危険性などをあらかじめチェックし、すこしでも危険性があればただちに必要な措置をとることになります。

海水浴場はエリアが限定されていて通常はロープやブイなどで仕切られているのでそれらの一部使用をするか・あるいは一般遊泳客と離れて海水域にでてゆくかなどのチェックをおこないます。そして海水域の利用についてはあらかじめ同意書にもとづく許可を得ていることを他の利用者(ジェットスキーやヨット・ボート製リングなど)にも事前告知をおこない、スイマーとの接触を回避するためにライフガードらと事前協議をおこないます。

参加者全員のチェック(エントリー者)
参加者チェックとはエントリー表にもとづき、最終参加者数の確認・エースの種目と年齢別の参加者数・時間の推移・スタートの方法・会場での監視体制・ゴールでの着順判定の方法などに活かしてゆきます。競技要項にはいっせいスタート・分割スタートなどと記載されてはいますが当日の全体協議により、競技委員長が最終的なスタート方法を決定します。

要注意スイマーの把握
当日の選手登録デスクでの受付場所から要注意スイマーの把握をしてゆき、あきらかに体調のすぐれない人や・飲酒の有無・未成年者・高齢者対策・障害者への配慮などについてレースの開始まで常に確認作業をおこなってゆきます。
※スタッフがジロジロ見ていたり、何かこちらから質問をしたりすることがありますがご了承ください。不快な思いをされないようなコミュニケーションを心がけます。

混雑緩和(クラウドコントロール法)
これはパニックを避けるために一度に多くの人が集中したり、それによって混乱をきたすことのなきようにフェンスやロープやコーンバーなどで導線を作ってゆきます。
※アメリカなどではF1レースや。フットボール大会・デイズニーランドなどのテーマパークなどでの混雑をいかに緩和するかという『クラウドコントロール学』という専門課程の学問があるのですよ!そしてその分野の専門家(スペシャリスト)が必ず会場には配置されているのです。日本でもそのような専門家が必要な時代が来ているでしょうか。

早めの指導・勧告
いざレースが始まると、会場でのライフガードに安全上の責任が委譲されます。あらかじめ監視体制を組んでスイマーに直接コンタクトをとるボーダーと呼ばれるレスキューボードに乗ったライフガード・緊急時の対応及び全体掌握のためのPWCレスキューライフガード(※このレスキューシステムは今後機会があればご説明をいたします)そして場所によって監視船に乗った会場観察員などが全体の協力体制を密にして安全を期します(これをチームライフガーデイングと呼びます)。あくまで危険性の認識の判断は海上のライフガードに任されているので早めの指導や勧告を行い危険を回避してゆきます。
※ライフガードたちは当然、資格保持者ですが、ただレスキューのスキルがあればいいというものではありません。安全を確保する上では、彼らは海の案内人(ネビゲーター)としての役割が非常に重要な要素なのです。

このようにレース会場の決定からスイムレース当日までリスクを回避するためのいろいろな方策が講じられているのです。このように多くのスタッフが関ってはじめてスイムレースが開催されているのだと理解していただければ嬉しく思います。


 リスク回避マトリックス
 No: 4 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/26(Fri) 10:23:21

リスク回避マトリックス

オープンウオータースイミングを運営するに当たり、リスク回避のためのコミュニケーションマトリックスというのを用意していますので説明しましょう。
それは;
未然に防止するために;事故を未然に防ぐ方策として以下の項目にしたがって検討をすすめてゆきます。

日常の啓蒙活動(意識改革)・教育
日常からオープンウオータースイミングへの理解を深め、自然との共生の中でいかに自分との闘いをしてゆくか、そして海の楽しさと恐さを知る、いわば意識改革です。
プールでのレースと違い、オープンウオータースイミングはまず自然の中でのスポーツということもあり、常に『危険性が伴う競技である』ことを理解してもらう。
そしてどんな状況下にあっても自分で判断し、決断するという『自己責任原則』にもとづき、いったん水に入ると今度は自分の体調を含めて『自分自身を保全する能力』を養っていただくこと。
そのような教育を日常からおこない、万全のコンデイションでレースにのぞんでいただくことを旨とします。
またレースに出場するための「健康アンケート」や「誓約書」などにサインすることも上記の目的を達成するための重要な要素なのです。

海を占有するための許認可作業
海でのレースをおこなうことは一定の海水域を占有することになります。その為、事前に占有許可を取らなくてはなりません。勝手に事前許可も取らずに泳ぐことはできません。万一そのような場合に事故が発生しても無断で泳いだことの責任を問われることになります。
そのために国・市町村の関係部署へのスイムレース開催趣意書と競技要項、そして占有許可申請書などを事前に提出し、何回かのやり取りを経て許可がおり、スイムレースの開催が可能となります。その申請書は多岐に渡ります。

海上保安部・警察・消防との連携
占有許可申請と同時に同様の書類を海上保安部や警察そして消防に退出し、それぞれの許可・承諾をいただきます。特に海での競技の危険性を考え、常に緊急事態の発生を想定して綿密な連絡を保ちながら、レースの開催をおこなうことが必要です。

施設会場の客観評価(評価の4P法)
海があればどこでもスイムレースを開催できるというものでもありません。日本を泳ごう委員会では自治体からの開催要請や参加者からの推薦などにより、レース候補地を選定するわけですが、その際に必ず事前に会場となる施設(海水域を含め)アセスメントをおこないます。アセスメント作業をおこなって、レース場の客観評価をおこないます。
その評価法は4Pと呼ばれそれぞれの条件に合致して、はじめてスイムレースの開催準備を進めることになります。

海の利害関係者への事前協力要請
海は多くの利用者がいます。そこが港湾ならば漁船の出入りはもちろんのこと、作業船・客船・フェリーボート・ヨット・ジェットスキーなど多くの利害がからみます。
なかでも一番重要なのは漁業権の問題です。これは漁業を営む漁師たちの基本的な権利として法制化されています。その法律にのっとり、漁業権を尊重した上でレースの開催をおこなう同意を取り付けるのです。相手は漁業協同組合です。その同意を得た上で、そのほかの利害関係者への協力要請・同意書などを合意の上取得します。

賠償責任問題
出場する選手の傷害保険はもちろんのこと、関係団体や行政機関などを含めて、万一重大事故が発生した場合に各種のリスク(法的・物的・金銭的など)を負うことになります。
そのリスクを低減するための賠償責任保険への加入が義務つけられています。

このように未然防止措置だけでも多くの作業が必要となります。そして選手の皆様にぜひご理解していただきたいのはどんなに注意を払い万全の準備をしても事故は常に発生する危険性があるのです。事故発生率を0%にすることはできない。しかしその発生率を低減することは可能なのです。専門的な言い方でいえばリスクを分散(トランスファー)することなのです。
それはわれわれ運営側と参加者個人の皆様がそれぞれの立場で事故を未然に防止する努力をすることなのです。
参加者に事前に「レースには棄権が伴う」ことを告知し、出場する方は定期的に水泳の練習を行い、当日にあわせて身体のコンデイションを調整し、万全の体調でレースに臨んでいただきます。
我々も当日のレースにむけて万全の体制を組み、準備をすすめてゆきます。そうして当日を迎えればあとは思い切りスイムレースを楽しんでいただくこと。
明日はリスクを回避するための具体策をご紹介してゆきましょう。



 OWS
 No: 3 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/23(Tue) 00:15:08

前回までオープンウオータースイミングレースでの体験を選手のタイプに分類して述べてきましたが、今週はリスク管理についてのお話をしてゆきましょう。
皆様はスイムレースに参加される立場ですが、運営する側は開催までにどのような準備をしてこなければならないのか?またどんなことに注意してゆくのか?
興味があると思うのですが、まず自然の海で開催するレースを開催するに当たっての最重要課題はリスクマネジメントです。
※ここでのリスクとは予測し得ない財政的な損失又は損失を生み出す潜在的な可能性のことをいいます。

リスクマネジメントとは狭義でいえば;
「ハイリスクの状態を作り出している要素を管理することによって事故を減少すること。」と定義します。これをもっと広義でとらえるならば;
「予測し得なかったコストがかかり、損失をこうむったりすることを避けるために必要な運営管理の統計的努力をおこなうこと」と定義しています。


そのために日本を泳ごう委員会では専門のリスク管理担当者を配置し、当日のレースだけでなく、日常業務を含めた取り組みをしております。
特に各大会会場ではリスクマネージャーがスイムレースの全体管理をおこなって安全な大会の運営を心がけています。

■日本を泳ごう委員会のリスク管理責任者:
豊田勝義(NPOウオーターリスクマネジメント協会セイフテイオフィサー)
篠崎豊(日本水泳場安全協会理事)


スイムレースを開催する場合には;「事故はいつでも起こりえる」ことを前提として


<1>「いかに事故を防止するか」
<2>「緊急事態が発生したときにどう対処するか」
<3>「今後、事故の再発防止あるいはよりベターなシステムを改善できるか」

に分類します。そしてそれぞれについて以下の三原則に従い、持続的な活動をおこなってゆきます。
■三原則とは;
(1)危険性の認識をする。
(2)障害要因を検出する
(3)リスクを分散する

これらをまず理解していただきます。
少し難しくわかりにくい方もいらっしゃると思いますので、次回からもう少しわかりやすい説明をしてゆきましょうね。


 典型的ネガテイブタイプ
 No: 2 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/22(Mon) 00:08:46

このタイプは血液型でいえばAタイプかな。慎重で計画的。物事をきちっと理解しないと決して前には進まない。かつポジテイブでここから行動的に活動する人はいいのだが、ネガテイブ人はすべて悲観的な・否定的な考えをしてしまうものだからこちらも頭が痛い。

例えば、レース前にいろんな質問をぶつけてくる。
「今日のレースは何人くらい出るんですか?」
「今日の海の状況はどうですか?」
「ライフガードは何人いるんですか?」
「クラゲはいますか?」********
*********
こういう質問に対して
「今日は参加者が多く、3.2kmは256名もいま〜す。」
「海の状況は沖合いでやや風が強いので流れが速くなる場所があるので〜」
「ライフガードは全員で16名でーす。」
「ええ、クラゲはいますよ。むしろ岸に近いほうにいますから〜」
**********
ポジテイブタイプの思考回路は;

「おお、おもしれ〜じゃん。やったろーやないか。ファイトわく〜ね」
「第一ブイを回ったらその流れを利用して飛ばしてやろ〜とこい」
「そんなに私たちを見ててくれるんだ〜・笑顔で挨拶しちゃおうっと」
「クラゲちゃんは友達だけど、クラゲ避けクリームを塗って挨拶しておこうか」
+++++++++++
ネガテイブタイプの思考回路は:
「え〜!そんなにいるの。ぶつかっちゃうわ〜・怪我したらどうしよー・ゆったりと泳げない困るー・なんでそんなにエントリー受けるのよ〜」
「ゲー!やだ。絶対どこかに流されちゃう〜・危ないよーきっと・水飲んだらどうしよう?・あ〜あ。何で私ができるときはいっつもこうだよねー」
「そんな数しかいないの?どうすんの?俺を見つけられんのかよ〜?・手挙げてこなかったらどうするんだ?・まったくいいかげんだよな〜!?」
「クラゲがいるということはもっと他に何かいるということ?・いや絶対にいる・アブねー・刺されたらどうすりゃ〜いいんでー・やめとこーかな**」
―――――――――――――とまあこんな調子。



<解決法>
■否定的思考回路を普段の生活から断ち切る努力をする。
※ちょっとふられたりするともう*死んでやる〜・あ〜人生つらい+++++をしょーがいないや。きっともっといい人めぐりあえるさ〜・これでわたしも成長するわ〜。サンキューわたしも分かれようと思っていたの!というふうに。
■海でのスイムレースはメンタルな部分が70%をしめる。
※アタマで考えていたことが違っていても修正すればいいのだ。予測と違っていても自分が柔軟に対応すればいいのだ。要は強い意思と瞬時の判断力。
■慎重に考えて大胆に行動する。
■海での不安や恐怖心は泳力に関係なく、誰もが感じること。
※だからといって否定的な考えをしてしまうとやる気も・体力も失せてゆく。
■たまにはテレビでお笑い番組を見てリラックスをする。
■常に笑顔で接する。スマイル・スマイル++++楽しいな〜



◎どんな状況でもやり遂げる粘り強さと強い意思が貴方をスキルアップさせるのです。さあ〜今日から貴方も家に閉じこもってないで・スキップしながらクラブでもいってぱ〜っとさ。服もしょっぱい・地味なのばっか着てないで、たまには明るいイメージに変えて明るい未来へ旅立ちだ〜。

◎特に初心者の方はいったん海に入ると周りを見ても誰もいないし、波も高くなってくる。++++不安になるものなのです。大丈夫、貴方のすぐ2〜3m横には別のスイマーが泳いでいますよ。波があるのは当たり前・だってここはプールじゃないし、自然の海なのだから。+++++重要なキーポイントは2つの勇気を持つこと。ひとつはゆっくりでもいい・ひとかきひとかき泳いで必ず完泳するし、出来るんだと***強い勇気を持つこと。もうひとつはやはりこれ以上いったら危険だ・もうすぐ限界だ・今日は体の調子が何かへン***と感じたらすぐに棄権をする勇気を持とう。
いずれにしても早めの決断が貴方を救い・次のレースへの強いモチベーションがうまれて来るのです。レースの途中棄権はぜ〜んぜ〜ん恥ずかしいことなんかありません。貴方のその決断にむしろ賞賛あり。がんばれ〜。




 2004年度 スイマーオブザイヤーの決定方法について
 No: 1 / Genre: OWS情報 / Date: 2004/03/21(Sun) 21:22:58

スイマーオブザイヤーの決定方法について

2004年度のスイマーオブザイヤーの決定方法について委員会が開かれ、以下のように決定しました。
■本年は公式戦全20大会が予定されていますが、その公式戦すべてを対象として各大会における競技結果によって得点が加算され、年度末にその合計得点を集計し、男女各年齢区分ごとに最高得点を獲得した選手をスイマーオブザイヤーに選定します。同点の場合には同着とみなしすべて表彰対象とします。
得点ポイント換算方法は以下の通りです。
●2004年は距離に比例して得点が異なります。
●1大会の出場につきすべて1点が与えられます。(2日間大会でも1点)
●得点を獲得できる順位は5位までとします。


200m・400m・600mは得点に該当しません。
800m1位5点・2位4点・3位3点・2位2点・5位1点
1km・1.3km・1.5km・1.6kmはすべて1位6点・2位5点・3位4点・4位3点そして5位2点
2km・2.5kmはいずれも1位7点・2位5点・3位4点・4位3点・5位2点
3km・3.2km・3.8km1位8点・2位6点・3位5点・4位4点・5位3点
5km1位9点・2位7点・3位6点・4位5点・5位4点
10km1位10点・2位が8点・3位が7点・4位6点・5位5点

以上のポイント換算法は、大会数の大幅増と個人種目の多様化などで、いかにに公平性を規しスイマーオブザイヤーを選定するか過去の結果も含めていろいろなシュミレーションを重ねた結果、決定したものです。
さあ、今年のタイトル獲得者はいったい誰???

※只今、ホームページ大会情報からアクセスして7月末(博多湾大会)までの大会オンラインエントリーを受付中!

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